JPモルガン、慎重な仮想通貨見通しの下でストラテジーはドル準備の積み増しが必要になる可能性

JPモルガン、慎重な仮想通貨見通しの下でストラテジーはドル準備の積み増しが必要になる可能性

ニコラオス・パニギルツォグル氏率いるアナリストらは、ストラテジーの現金は配当支払いの約6.3カ月分を賄うにとどまり、年間の配当負担は約17億ドルに達するとした。一方、JPモルガンはデジタル資産に対しても慎重姿勢を強めた。

BTC

ファクトチェック
The Blockの主要報道(ニコラオス・パニギルツォグルー率いるアナリストが金曜に公表したJPMorganのノート「Alternative Investments Outlook and Strategy」を引用)では、Strategyの準備金が配当支払いの約6.3カ月分を賄い、年間の配当負担が約17億ドルに達し、JPMorganがデジタル資産に対して慎重姿勢に転じたと明確に示している。Crypto.newsとFinanceFeedsも、同じ数字と帰属先をそれぞれ独自に裏付けている。
要約

JPモルガンのアナリストは、ストラテジーが32 Bitcoinを売却したことを受け、投資家心理の回復とビットコイン売却懸念の緩和に向けて、ドル準備を積み増す必要がある可能性があると指摘した。6月5日付のリポートで、マネージングディレクターのニコラオス・パニギルツォグル氏率いるチームは、同社の現金は配当支払いの約6.3カ月分を賄うにとどまり、年間の配当負担は約17億ドルに上ると述べた。アナリストらは、ストラテジーを最大のデジタル資産トレジャリー企業と位置づけ、同社が平均取得単価75,699ドルで843,706 BTCを保有していると説明した。これは現在価格ベースで約115億ドルの含み損を抱えていることを意味するという。JPモルガンはまた、デジタル資産全般と、今年中に仮想通貨関連法案が成立する可能性に対しても、より慎重な見方に転じたとした。

用語解説
  • ドル準備: 企業が債務の履行や財務の柔軟性維持のために確保しておく現金保有を指す。
  • 含み損: 資産を売却していないため確定していないものの、帳簿上で生じている価値下落を指す。
  • デジタル資産トレジャリー企業: 財務戦略の中核として仮想通貨を保有する企業を指す。