
イランとイスラエルのミサイル応酬再燃に加え、イスラエル軍がレバノン南部とベイルート郊外を攻撃したことで、原油価格が押し上げられ、米株先物は圧迫され、ビットコインなどの仮想通貨の変動性も高まった。
アジア太平洋時間の取引で米株価指数先物は下落し、原油価格は上昇、仮想通貨は値動きが荒くなった。背景には、イランとイスラエルの敵対行為再燃がレバノンにも拡大したことがある。ダウ先物は0.46%安、S&P500先物は0.50%安、ナスダック100先物は0.62%安となった。WTI原油は一時4%超上昇して1バレル94ドル近辺を付けた後、92.588〜93.235ドルで推移したと伝えられ、ブレント原油は93.5ドルで1.6%高だった。ビットコインは当初63,000ドルを上回り、その後は64,000ドル近辺で約5%高と報じられたが、その後の報道では、ビットコイン、イーサ、XRPなどの仮想通貨は夜間の高値から反落した。さらに後続報道では、イスラエルがヒズボラのインフラを標的とした作戦の一環としてベイルート郊外を攻撃した後、ビットコインが約3%下落したとされた。今回の緊張激化では、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃が含まれ、一部報道では4月8日の停戦以降初の直接的なミサイル攻撃とされたほか、イスラエル軍はティール周辺を含むレバノン南部でも活動を強め、地域の安全保障リスクを高めるとともに、外交努力を一段と難しくしている。