
Hunter Horsley氏とBitwiseのCIOであるMatt Hougan氏は、仮想通貨の次の局面はモメンタムよりも、プロジェクトの実行力、採用動向、規制の明確化、機関投資家のより長い投資時間軸に左右される可能性があると述べた。
BitwiseのCEOであるHunter Horsley氏は、仮想通貨投資家は週次や月次の価格変動を過度に意識するのではなく、オンチェーンでの採用、プロダクト・マーケット・フィット、機関投資家や企業との統合、チームの質といったプロジェクトのファンダメンタルズにより注意を向けるべきだと述べた。発言時点でビットコインは約62,800ドルで取引されており、投資家の関心はAI関連株やロボティクス、SpaceXのような未公開企業へと移っていた。Horsley氏は、こうした環境は仮想通貨市場から離れる理由ではなく、実際の進捗と前年比のパフォーマンスに基づく異なる投資姿勢を取るべきことを意味すると述べた。これらの発言は、仮想通貨市場がモメンタム主導の市場から離れつつあるというBitwiseのより広範な見方に沿うものである。Bitwiseの最高投資責任者Matt Hougan氏は6月2日のメモで、この分野は「モメンタム取引から逆張り投資への痛みを伴う変革」を経験しているとし、投機的資金流入が冷え込む中でファンダメンタルズの重要性が高まり始めていると主張した。Hougan氏は、Hyperliquid、Zcash、ステラ、BNBの上昇を、市場全体の強さではなく各プロジェクト固有の要因で上昇した資産の例として挙げた。Horsley氏はまた、仮想通貨ネイティブな取引の速いペースと機関投資家資金のより遅い時間軸を対比した。6月5日のMilk Roadのインタビューでは、仮想通貨投資家は「1時間でも速い。1日でも速い。1週間は意味のある期間であり、4週間前に何が起きていたかを誰も思い出せないような環境に慣れていない」と述べた。Bitwiseの幹部らは、次の成長局面は機関投資家が実際に資金投入を進めるかどうか、またSEC(証券取引委員会)とCFTC(商品先物取引委員会)の管轄を整理し、デジタル商品市場の参加者向け枠組みを定めるデジタル資産市場明確化法案を含め、米議会がより明確なルールを示すかどうかに左右される可能性があるとしている。