
テンセントのオフショア人民元建て債と米ドル建て債の起債には60億ドル超の需要が集まり、同社が債務の借り換えと一般的な企業目的の資金を確保する中で、長期債への強い需要を示した。
テンセント・ホールディングスのオフショア人民元建て債および米ドル建て債の発行には60億ドル超の需要が集まり、10年物・30年物の点心債には205億元超、10年物・20年物のドル建て債には30億ドル超の需要が入った。先行報道では、調達規模はおおむね30億〜40億ドルとされ、調達資金は一般的な企業目的と債務借り換えに充てられるとしていた。今回の起債は、テンセントが2024年に約35億ドルの債務償還を控え、2024年の人工知能投資を360億元超へと倍以上に増やす計画を進める中で実施されるもので、支出拡大を支えつつ長期資金を確保する姿勢を浮き彫りにしている。中国テクノロジー業界を巡る長期的な規制不透明感が残る中でも、旺盛な需要はテンセント債に対する投資家の選好が続いていることを示唆する。