メタ、1億1500万ドルのデータセンター技術者育成制度を開始

America’s Workforce Academyは4州で始動し、無料の認定資格と有給訓練を提供し、拡大するメタの米国AIデータセンターネットワークを建設する請負業者に人材を供給する。

要約

メタは、同社の米国AIインフラ拡張に連動する無償の技能職・データセンター技術者育成制度「America’s Workforce Academy」の初年度に1億1500万ドルを投じると明らかにした。同制度は今年、ルイジアナ州、オハイオ州、インディアナ州、テキサス州で試験的に実施され、修了者にはNational Center for Construction Education and Researchの認定資格とAmerica’s Workforce Certificateが授与される。メタによれば、修了者は同社のデータセンター建設を担う元請け業者でフルタイム職に就く見通しで、提携先のAssociated Builders and Contractorsは数千人の育成を見込んでいる。この取り組みは、マーク・ザッカーバーグCEOが大規模AIデータセンターを推進するなか、今後3年間で米国に6000億ドルを投じる公約と結び付いた、より広範なインフラ拡張策の一環である。また今回の発表は、データセンターが稼働後の恒久雇用よりもはるかに多くの建設雇用を生み出すのが一般的である一方、電気工、溶接工、配管工、光ファイバー技術者といった職種で人手不足が広がっている実態も浮き彫りにした。

用語解説
  • データセンター技術者: データセンター施設内の機器の運用、保守、支援を担う訓練を受けた作業員。
  • AIインフラ: 人工知能システムを稼働させるために必要な計算資源、電力、ネットワーク、物理施設。
  • 元請け業者: 大規模建設プロジェクトを管理・調整し、労働者や下請け業者を手配する企業。