香港当局が明確化、本土顧客は認可業者で口座開設継続が可能

香港当局が明確化、本土顧客は認可業者で口座開設継続が可能

証券先物取引委員会(SFC)は、口座開設要件を満たし、サービスが中国本土内で提供されない限り、中国本土の投資家は認可業者で口座を開設・維持できるとした。

ファクトチェック
SFCが2026年5月22日に公表した通達(refNo=26EC29)およびそのFAQ付録では、ライセンス保有法人は、措置3の条件を満たす場合、中国本土の投資家向けに新規口座を開設でき、中国本土内でサービスを提供しない限り、既存の本土顧客へのサービス提供も継続できると明記している。2026年6月10日のSFCの説明(Securities Times/STCNが報じ、PANewsとBlockBeatsが集約)も同じ立場を改めて示した。これは当該主張と直接一致する。
要約

香港証券先物取引委員会(SFC)は、中国の居民身分証および/または中国旅券を用いる中国本土の投資家について、すべての口座開設要件を満たすことを条件に、認可業者が新規口座の開設を継続できるとした。既存の中国本土顧客についても、サービスが中国本土内で提供されず、業者が香港および適用される法域の法令を順守する限り、継続してサービス提供が可能である。今回の明確化は、SFCが5月22日に公表した通達を補足するものであり、中国本土当局が2026年5月22日に出した共同通知が他法域の金融機関にも適用されるとSFCは説明した。この更新は、香港の証券会社や関連する認可サービスへのアクセスが中国本土顧客に引き続き開かれていることを示す一方、越境コンプライアンス上の義務と、サービス提供場所に関する制約が引き続き業務運営の中核であることを示している。

用語解説
  • 認可業者: 香港で規制対象サービスを提供することについて、証券先物取引委員会の認可を受けた金融事業者。
  • 証券先物取引委員会: 認可を受けた仲介業者と市場行為を監督する香港の証券規制当局。