
攻撃者はTOPのAragon DAO(自立分散型組織)の過半支配を利用し、新規トークンを発行したうえで、同一トランザクション内のガバナンス攻撃によりTOP/WETHプールから約944 WETHを引き出したとみられる。
Token of Powerは、攻撃者がAragon DAO(自立分散型組織)のガバナンス設定不備を悪用して実効支配を奪い、新たなTOPトークンを発行したうえで、イーサリアム上のTOP/WETH Balancer V1流動性プールから約944.2 WETHを流出させたことで、約158万ドルの被害を受けた。セキュリティ企業によると、攻撃者はTOPの総供給量16,384の過半に当たる8,192.000001 TOPを集め、単独で50%の議決権しきい値を超えるのに十分な保有量を確保した。DAOのAragon Votingアプリにはタイムロックが設定されていなかったため、攻撃者は単一トランザクション内で提案の作成、可決、実行を完了し、新規発行したトークンを使ってプールからWETHを引き出すことができた。Balancer自体に脆弱性があったとはされておらず、このプールは膨張したTOP保有分をWETHに換える場として使われた。攻撃者のウォレットにはTornado Cash経由で資金が供給されており、Token of PowerチームとAragonは記事公開時点で声明を出していなかった。