
5月の消費者物価は前月比0.5%、前年比4.2%上昇した一方、コアインフレの伸びは鈍化し、米連邦準備制度が6月17日の決定で政策金利を据え置くとの見方が米国債、株価先物、幅広いリスクセンチメントを支えた。
米消費者物価は5月、前月比0.5%、前年比4.2%上昇した一方、コアCPIは前月比0.2%上昇と予想を下回り、前年比では2.9%上昇した。総合インフレの強さと基調インフレの鈍化の組み合わせを受け、米連邦準備制度が6月17日にフェデラルファンド金利を3.5%〜3.75%で据え置くとの見方が強まり、米国債の小幅反発、米株価先物の上昇、短期的なリスク選好の改善につながった。アナリストは、このデータによって年後半の米連邦準備制度による追加引き締めの当面のリスクは後退したとする一方、政策見通しにはなお不確実性があり、地政学的緊張も引き続き市場の攪乱要因になり得ると指摘した。