ナスダック下落、トランプ大統領のイラン攻撃発言で原油高

ナスダック下落、トランプ大統領のイラン攻撃発言で原油高

トランプ大統領がイランへの追加攻撃を示唆し、Axiosが米国による新たな攻撃を報じたことで、米国株と株価指数先物は下落した。5月のインフレ加速とホルムズ海峡の供給懸念も重なり、原油は約2%上昇した。

要約

米国株と株価指数先物は、トランプ大統領がイランへの攻撃再開を示唆し、Axiosが米国による新たな攻撃を報じるなど、米国とイランの緊張激化を受けて軟調に推移した。これに5月のインフレ指標の上振れが重なり、原油供給への懸念も強まった。ナスダックは約1.5%下落し、ダウ工業株30種平均は1.2%安、S&P500種株価指数は0.94%安となった。その後の先物市場では、ナスダック連動先物が0.81%安、S&P500先物が0.47%安、ダウ先物が0.40%安となり、S&P500先物はAxiosの報道後にこの日の安値を付けた。原油は約2%上昇し、WTIは1バレル=90.78ドル、ブレントは92.77ドルとなった。ホルムズ海峡周辺の混乱懸念が背景にある。一方、金現物は日中に20ドル超下落したとされ、日中ベースでは3.54%安となった。

用語解説
  • ホルムズ海峡: 世界の海上原油輸出における最重要ルートの一つである狭い水路。
  • WTI: 米国の原油指標であるウエスト・テキサス・インターミディエート。
  • リスク回避: 不確実性の高まりや成長への脅威を受け、投資家がよりリスクの高いとみなされる資産から資金を引き揚げる市場の動き。