
オラクルは四半期決算が市場予想を上回り、見通しも引き上げたが、投資家は想定以上のAIインフラ支出やキャッシュフローへの圧力、2027年度の設備投資計画、報じられた資金調達計画に注目し、株価は下落した。
オラクルは6月10日の米市場終了後に発表した2025年度第4四半期決算で、売上高と調整後利益がアナリスト予想を上回った。通期の利益見通しも引き上げ、2027年度の売上高目標は維持した。もっとも、好決算にもかかわらず、投資家が想定以上のAIインフラ支出、フリーキャッシュフローへの圧力、売上計上時期、短期的な利益率、さらに市場予想を上回る2027年度の設備投資計画を見極めるなか、オラクル株は時間外取引で下落し、プレマーケットでも10%超安となった。別の報道では、オラクルが約200億ドルの資金調達を検討しているとされ、負債増加への懸念や幅広いリスク回避姿勢がハイテク株の重しとなり、仮想通貨市場にも波及したと伝えられた。