
米スポット型ビットコインETFは6月11日に再び小幅な純流出を記録し、米スポット型イーサリアムETFもETHAへの流入があったにもかかわらず、6月12日に3日連続の資金流出となった。
米スポット型ビットコインETFは6月11日、前営業日の大幅な売り越し後に再び純流出を記録した。Farsideのデータによると、純流出額は2250万ドルだった。ブラックロックのIBITには3030万ドルの流入があったものの、Ark Investと21SharesのARKBから2720万ドル、BITBから1310万ドル、FBTCから550万ドル、ホドルから14.8万ドルの流出があり、これを相殺した。Grayscale Bitcoin Mini Trust ETF BTCとMSBTにはそれぞれ560万ドル、220万ドルの流入があった。 続いて米スポット型イーサリアムETFは6月12日に1590万ドルの純流出を記録し、3営業日連続の流出となった。ETHAには860万ドルの純流入があったが、FETHから2050万ドル、Grayscale ETHから400万ドルの純流出が発生し、打ち消された。 これらの動きは、前営業日に記録した約2億1400万ドルのビットコインETF流出と比べて日次の売り圧力は大きく和らいだものの、6月の流出基調が続いているとする先行報道とおおむね一致する。米スポット型ビットコインETF市場の純資産総額は以前、794.98億ドルと報じられていたが、ビットコイン価格の下落と歩調を合わせて5月の水準から大きく減少した。JPモルガンのアナリストは、この広範な後退について、金やビットコインETF、先物にまたがる「通貨希薄化ヘッジ取引」からの資金引き揚げが背景にあると分析している。