SpaceXが75億ドルのIPO後にウォール街で取引開始、オンチェーンのSPCX空売りが積み上がる

SpaceXが75億ドルのIPO後にウォール街で取引開始、オンチェーンのSPCX空売りが積み上がる

株価は135ドルで決まり、評価額は1.77兆ドルとなった。一方、IPO前のSPCX市場ではこれを上回る価格が示され、ナスダックの表示期間を前に大口のレバレッジ弱気ポジションが現れた。

HYPE

ファクトチェック
複数の権威ある一次報道機関(CNBC、WSJ、Le Monde)が中核的な主張を裏付けている。SpaceXは2026年6月12日にナスダックでティッカー「SPCX」として公開取引を開始し、過去最大のIPOで750億ドルを調達した。公開価格は135ドルで、評価額は1兆7700億ドルである。サウジアラビアおよびクウェートの政府系ファンドによる10億〜50億ドルの発注の詳細も、ブルームバーグを情報源とする報道やバイナンス/Jin10を通じて独立に報じられている。主張にある「ウォール街での取引開始」という表現は趣旨としては正確だが、正確な上場先はナスダックである。唯一、裏付けが弱いのはPreStocksのトークン化されたIPO前価格141ドルの示唆である。この正確な数値は一次情報では直接確認できないものの、135ドルを上回るIPO前プレミアム自体は、約30%の初値上昇が見込まれていたとの報道と整合的である。主要な事実の裏付けは総じて強く、この主張はおおむね事実である可能性が高い。
要約

SpaceXは、情報源が記録的と表現したIPOで75億ドルを調達した後、ウォール街で取引を開始した。株価は135ドルに設定され、企業価値は1.77兆ドルとなった。これに先立つ報道では、サウジアラビアとクウェートの政府系ファンドがそれぞれ10億〜50億ドルの申込注文を出し、カタール投資庁も大規模な出資を検討していたとされた。同時に、SpaceXに連動するブロックチェーンベースのIPO前市場ではIPO価格を上回る水準が示され、大口の弱気取引を呼び込んだ。Arkhamによると、アドレス「wenyu8888888」は保有する570万ドルの残高全額を使ってSPCXの2倍ショートを建て、Hyperinsightは別件として、Hyperliquidで352万ドルの3倍ショートが177.7ドルで建てられ、清算価格は222ドルだったと報告した。いずれもナスダックの表示期間を前にした動きである。

用語解説
  • 新規株式公開: 企業が株式を初めて一般投資家に売り出すこと。
  • 政府系ファンド: 国家が保有し、国の資本を運用する投資基金。
  • 清算価格: 取引所がレバレッジ取引を強制決済する価格水準。