リップル、XRPLでエージェント決済向けx402ツールキットを公開

リップル、XRPLでエージェント決済向けx402ツールキットを公開

RippleのXRPL AI Starter Kitは、XRPL上のステーブルコイン供給量が10億ドルに迫る中、XRPまたはRLUSDによる当日中のx402決済を支援しており、直近の増加分の大半はRLUSDがけん引している。

XRP
RLUSD

ファクトチェック
ripple.com/insights/xrpl-ai-starter-kit/に掲載されたリップルの公式発表により、リップルが2026年6月10日、開発者向けツールキット「XRPL AI Starter Kit」を立ち上げたことが確認できる。このツールキットは、AIエージェントがXRP Ledger上で自律的に取引できるよう設計されており、X402対応の決済がXRPおよびRLUSD(Ripple USD)で決済されることをサポートする。これらの内容はThe Blockとcrypto.newsでも独自に裏付けられている。主張の要旨は正確であり、唯一の細かな不正確さは名称にある。リップルはこれを「XRPL AI Starter Kit」と位置付けており、x402は「x402 toolkit」という製品名そのものではなく、提携先t54を通じて統合された対応決済標準の1つである。
要約

リップルは、XRP Ledger上でAIエージェント向け決済アプリケーションを構築する開発者向けにXRPL AI Starter Kitを公開したと発表した。初期のPhase 1では、エージェントアプリの発見、学習、構築に重点を置く。ツールキットは、XRPまたはRipple USD(RLUSD)で決済されるx402ベースの当日中決済をサポートする。リップルによれば、t54の貢献により、XRPLはHTTP 402を基盤とするオープンなx402決済標準にも対応した。公開時点でXRPL上のステーブルコイン流動性は10億ドル規模に近づいている。DeFiLlamaによると、XRPL上のステーブルコイン供給量は約7億7000万ドルで、30日間で約97%増加した。RWA.xyzは約9億170万ドルと推計し、30日間の送金量は49億5000万ドルで122%増とする。いずれのデータセットでも、直近の成長のほぼ全てをRLUSDが押し上げており、DeFiLlamaではRLUSDが約7億6170万ドルと、XRPLのステーブルコイン供給量のほぼ99%を占める。

用語解説
  • x402: HTTP 402「Payment Required」を基盤とするオープンな決済標準で、リップルはXRPL上でのAIエージェント取引を可能にする仕組みとして言及している。
  • RLUSD: Ripple USD。リップルの米ドル連動型ステーブルコインで、同社によればXRPと並んで決済に利用できる。
  • agentic payments: ソフトウェアやAIエージェントが、人の関与を限定しつつ開始・管理できる決済。