今回の立ち上げでは、Base、x402、オンチェーン決済基盤を活用し、AIエージェントがホテル滞在の検索、予約、支払いを行えるようにする一方、統合予約に対して開発者へ10%のcbBTC還元を提供する。
バイナンス支援のTravalaは、自律型エージェントが220万軒超のホテルについて、検索、予約、支払いを行えるよう設計した、世界初の「エージェンティックAI旅行プロトコル」を立ち上げたと発表した。対象にはMarriott、Hilton、IHGの施設も含まれ、人の関与は支払い承認に限定される。Travala Travel MCPと呼ばれるこのシステムはBase上に構築され、x402決済標準を採用することで、ほぼ即時に決済が完了するガスレスのUSDC取引を実現し、予約コストは約0.01ドルである。 Travalaは、同プロトコルに統合されたAIエージェント経由で成立した予約に対し、開発者へ10%のcbBTC還元を提供する。報酬はオンチェーンで開発者ウォレットに支払われる。Claude内で稼働するAI旅行コンシェルジュにも対応可能で、利用者は単一のチャットスレッド内で旅行の計画、予約、キャンセルを行える一方、最終的な署名権限はERC-7715セッションキーを通じて安全なウォレット内に保持されるとしている。 今回の立ち上げは、新たに台頭するエージェンティック・コマース市場を見据えたものだ。Travalaによれば、この市場の取引額は2026年に80億ドル、2031年までに3兆5000億ドルへ拡大する見通しである。Morgan Stanley Researchは、2030年までにエージェンティックな購買主体がオンライン小売支出の最大20%を占める可能性があると予測している。Travalaは今後、航空券など追加の旅行商品も導入する計画で、プロトコル拡大に伴いAVAトークンの実用性も一段と高まる見込みだとしている。