EIP-8182、イーサリアムのHegotáハードフォーク向けに提案

EIP-8182、イーサリアムのHegotáハードフォーク向けに提案

トム・レーマン氏の草案提案は、ETHおよびERC-20の非公開送金に向け、プロトコルレベルのシールドプールを追加する内容だが、開発者はHegotáへの導入を最終決定しておらず、予定にも組み込んでいない。

ETH

ファクトチェック
イーサリアムの公式EIPリポジトリ(eips.ethereum.org/EIPS/eip-8182)は、EIP-8182「プライベートなETHおよびERC-20送金」が、Tom Lehmanを著者とするStandards Track Coreのドラフトであることを確認しており、プライベートなETHおよびERC-20送金のためのプロトコル管理型シールドプールを記述している。これは、この主張にある「プライベートなETH送金向けのプロトコルレベルのシールドプール」と一致する。The BlockとCryptoBriefingも、Lehman(Facet共同創業者)がこれをイーサリアムのHegotá/Hegotaハードフォーク(2026年下期)向けに提案したことを確認している。主張の中核要素である提案の位置付け、著者Tom Lehman、Hegotáフォーク、シールドプールによるプライバシー機能のすべてが、公式ソースと信頼できる独立した裏付けによって検証されている。
要約

イーサリアム開発者は、Facet共同創業者のトム・レーマン氏が2026年3月3日に作成したドラフト段階の標準トラック・コア提案「EIP-8182」を検討している。同提案は、ゼロ知識証明を用いたETHおよびERC-20の非公開送金に向け、プロトコルレベルのシールドプール・システムコントラクトを追加する内容である。この提案は計画中のHegotáハードフォークに関連付けられているが、最終決定や導入予定の確定には至っていない。採用されれば、プライバシー機能は外部ツールのみに依存するのではなく、イーサリアムのベースレイヤーにより近い位置へ移ることになり、オンチェーン上のプライバシーの選択肢を広げる一方で、コンプライアンスや追跡可能性を巡る従来からの議論を再燃させる可能性がある。

用語解説
  • EIP-8182: ETHおよびERC-20送金向けに、プロトコルレベルのプライバシー機能を追加するイーサリアム改善提案の草案。
  • shielded pool: 保護されたプールを介して送金を処理し、取引の詳細を見えにくくするプライバシー機構。
  • zero-knowledge proofs: 基礎となる情報を明かさずに、何かが正しいことを証明できる暗号技術。