
米・イラン覚書案には制裁緩和、凍結資金、ホルムズ海峡の航行、核条件が盛り込まれたと伝えられているが、イランとAxiosは最終承認がなお必要だとし、予定されていた米軍攻撃は中止された。
米国は対イランの即時軍事エスカレーションから後退した。トランプ大統領は、米・イラン覚書案が早ければ土曜日または月曜日に欧州で署名される可能性があると述べた一方、イランとAxiosは文書になお最終承認が必要だと伝えた。報じられている草案条件には、制裁解除、石油制裁の撤廃、イランの凍結資金の解放、海上封鎖の終了、通航料なしでのホルムズ海峡再開、30日以内の戦前水準への海運回復、レバノンを含む形での60日間の停戦延長、イランの濃縮ウラン備蓄を巡る枠組み設定、さらにイランが順守した場合の制裁緩和と石油輸出アクセスの段階的付与が含まれる。6月12日の報道では、イランのMehr News Agencyを引用し、最終協議はイランのミサイル計画ではなく核・経済問題に集中するとされた。トランプ大統領は、6月11日の攻撃やその後のハルク島作戦を含む予定されていた米軍作戦が中止されたと述べた。