SpaceX株、135ドルのナスダックIPO後に160ドル超で取引

SpaceX株、135ドルのナスダックIPO後に160ドル超で取引

135ドルでの価格決定後、SpaceX株は注文付け合わせの遅れを経て公開価格を大きく上回って始まり、初期の気配値は175ドルまで上昇した後に落ち着き、イーロン・マスクの資産や従業員保有株への関心を強めた。

ファクトチェック
ロイターは、IPO価格が1株135ドルであること、6月12日にナスダックでティッカー「SPCX」としてデビューすること、そしてマスク氏に366日間のロックアップが課されることを確認している。KuCoinはSEC(証券取引委員会)へのS-1提出書類を引用し、バイナンススクエアとともに、マスク氏の約64億株が公募後に約40.5%へ希薄化し、366日間のロックアップ対象となることを確認している。The Next Web、CNBC、Forbes/Reuters、ワシントン・ポストの各報道は、IPOを通じてマスク氏の純資産が1兆ドルの大台を超えることを裏付けている。独立に裏付けられていない唯一の詳細は、ナスダックの価格提示時刻が米東部時間午前9時50分ちょうどであるという点で、もっともらしいものの未確認である。一方、重要な定量的主張はすべて確認されている。
要約

SpaceX株はナスダックIPOが135ドルで価格決定された後、値動きの荒い序盤の取引で160ドルを上回った。取引開始前には始値の気配値が175ドルまで上昇し、その後、米国市場の開始から数時間にわたりナスダックが注文付け合わせと価格形成を続ける中で、162ドル前後まで低下した。力強い上場初日の滑り出しを受け、SpaceX株が上場後に堅調に推移すれば、イーロン・マスクの純資産が帳簿上で1兆ドルを超える可能性があるとの報道が改めて注目を集めたほか、従業員や他の株主の含み益拡大にも焦点が当たった。5月20日付のS-1届け出書では、マスク氏の持ち分はIPO前の約42%から上場後には約40.5%に希薄化し、同氏の64億株には366日間のロックアップが適用されるとされた。

用語解説
  • IPO: 株式の新規公開。
  • Lock-up: 上場後の一定期間、特定の株主が保有株を売却できない制度。
  • Price discovery: 売買注文を通じて市場の始値が決まる過程。