
SpaceXはIPO価格を135ドルに設定し、6月12日の終値は160.95ドルとなった。仮想通貨連動商品では活発な取引が見られた一方、返金や一部約定も発生し、キングダム・ホールディングは保有株式の価値を約68億3000万ドルと評価した。
SpaceXは6月12日にナスダックでIPOを完了し、公開価格135ドル、初値150ドル、初日の終値160.95ドルを付けた。報道では日中高値が176ドル前後、初日の時価総額は約2兆1000億ドルに達したとされた。公開市場に流通した株式は全体の4.2%にとどまり、これが序盤の急伸を下支えした一方、株価売上高倍率が112倍超に達するなど、投資家の強気な価格設定も浮き彫りとなった。SpaceXのSEC(証券取引委員会)へのS-1提出書類では、現在価格ベースで約11億8000万ドル相当の18,712 BTCを保有していることも明らかになった。上場前後には、SpaceX連動の仮想通貨商品で動きが分かれた。クラーケンは、引受証券会社からの配分が想定を下回ったため、一部のxStocks注文が部分約定にとどまったと説明。バイナンス、Bybit、Bitgetは、裏付け株式を確保できなかったことから、SPCXx関連商品の購入者に返金や補償を行った。一方で、取引所やオンチェーン市場では引き続きセカンダリー取引商品が立ち上がった。新しい報道によれば、SpaceX連動の仮想通貨商品は24時間で約90億ドルの取引高を記録し、このうちバイナンスが56億ドルを占めた。別途、サウジアラビアのキングダム・ホールディング・カンパニーは、保有する42,408,860株のクラスA株式について、6月12日終値ベースの公正価値が約68億3000万ドルで、最長180日のロックアップの対象になると説明した。条件を満たせば一部の早期解除もあり得るという。また報道では、750億ドル規模のIPOに伴う引受手数料は約5億ドル、調達額の約0.7%になる見通しで、ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーがそれぞれ約1億ドルずつと最大の配分を受ける見込みとされた。