
日本の上場企業である同社は、第一種金融商品取引業のライセンス確保と個人向け販売網の拡充、日本でのビットコイン連動商品の開発を目的に、21億円で同証券会社を買収する。
メタプラネットは、2026年7月13日に完了予定の取引で、Siiibo証券の発行済み株式を21億円で全て取得すると発表した。取引完了後、社名はMetaplanet Securities Inc.に変更する予定である。 今回の取引は、日本でビットコイン中心の金融プラットフォームを構築する中長期戦略「Project Nova」における初の大型案件となる。Siiiboの買収により、メタプラネットは個人投資家向け金融商品の組成・販売に必要な日本の第一種金融商品取引業者登録を取得するほか、既存のオンラインプラットフォームと顧客基盤も獲得する。 同社は、これにより日本の個人投資家向けに、BTC連動債を含むビットコイン連動型の投資商品の提供を開始できるようになるとしている。2019年1月設立のSiiibo証券は、40社超の発行体を支援し、100件超の私募社債の募集を取り扱ってきた。 メタプラネットによると、2026年5月31日時点の保有量は40,177 BTC、純資産価値は4576億円で、アジア最大の企業によるビットコイン保有者であり、世界では第3位に当たる。買収資金には手元資金と借入金を充てるほか、最大5億ドルのビットコイン担保融資枠を活用する可能性もある。