
SpaceXはティッカー「SPCX」でナスダックに135ドルで上場したが、xStocksが引受会社から十分な裏付け株式を確保できなかったため、複数の仮想通貨プラットフォームはトークン化IPO商品の提供を取り下げた。
SpaceXは2026年6月12日、ティッカー「SPCX」で1株135ドルでナスダックに上場し、750億ドルを調達した。しかし、xStocksが引受会社から十分な裏付け株式を確保できなかったため、複数の仮想通貨プラットフォームによるトークン化IPOアクセス商品は大半が頓挫した。バイナンス、Bybit、Bitgetは提供を中止して利用者に返金し、商品を裏付ける株式の調達・配分の難しさに起因する混乱がさらに広がった。クラーケンの利用者には1人当たり約4.2786株のSPCXxが割り当てられたとされる一方、BitMart、Gate.io、一部のMSX利用者は実際の配分を受けたと伝えられている。バイナンスはすでに、Binance WalletのSPCXx IPOイベントを「制御不能な要因」により中止すると表明しており、ロックされたUSDCは返金され、参加者にはbStocksのSpaceXトークン「SPCXB」で約100万ドル相当が配布されるとしていた。Bybitは、提携先xStocksが裏付け資産を引き渡せなかったと説明し、Bitgetは配分を妨げた予期せぬ市場要因を理由に挙げた。今回の結果は、トークン化株式型の商品が仮想通貨プラットフォームを通じて提供される場合でも、依然として従来型の引受や株式配分の仕組みに依存していることを浮き彫りにした。