中国、国防総省がアリババや百度、BYDやNIOを軍関連リストに追加で対抗措置警告

北京は更新されたSection 1260H指定を非難するとともに、金融データ規制も厳格化し、企業・テクノロジー・コンプライアンスの各面で圧力を強めた。

要約

中国は、米国防総省がアリババ、百度、BYD、NIOを含む中国主要企業を北京の軍との関係がある企業のSection 1260Hリストに追加したことを受け、「断固として強力な対抗措置」を講じる可能性があると警告した。北京はこの措置に強い不満を表明し、米政府に撤回を求めるとともに、米国が国家安全保障上の懸念を過度に拡大し、中国企業への圧力に利用していると主張した。更新後のリストにはトリナ・ソーラーとJA Solar Technologyも含まれた。これとは別に、中国当局は金融情報サービスに関する規制強化を発表し、企業に対してデータを価値、機微性、漏えい時の潜在的被害に基づく4分類で管理するよう義務付けた。中国国家インターネット情報弁公室と中国人民銀行を含む6当局が連名で公表したこの措置により、米中の緊張がテクノロジー、データ、エネルギー、製造業に広がるなか、コンプライアンス上の義務は一段と重くなっている。

用語解説
  • Section 1260H list: 中国の軍との関係があると指定された企業を載せる米国防総省のリストで、米国法に基づき毎年更新される。
  • financial information services: 金融データや情報を収集、処理、配信するサービスで、中国ではより厳格な分類規則の対象となった。
  • cross-border operations: 複数の国にまたがる事業活動であり、データ、貿易、コンプライアンスに関する各国の異なる規則の影響を受け得る。