米中小企業の採用計画、5月は9%に低下

米中小企業の採用計画、5月は9%に低下

今後3カ月以内に採用を計画する経営者の比率は、パンデミック期を除けば過去10年で最低となり、米労働市場の一段の軟化を示唆した。

ファクトチェック
NFIB雇用報告のプレスリリース(米国の中小企業雇用データに関する権威ある一次情報源)には、「今後3カ月で新規雇用を計画している企業の純割合は9%で、前月比4ポイント低下し、2020年5月以来の低水準となった」と明記されている。これは、主張にある9%という数値、5月という時期、「2020年以来の最低水準」という表現と完全に一致する。パンデミック期を除けば10年ぶりの低水準とする主張の表現も、NFIBのデータが2020年5月(パンデミック期)以来の最低水準を示していることと整合的である。ロイターも、雇用や景況感の弱まりを独自に裏付けている。発信元であるKobeissi Letterの投稿は、NFIBのデータを正確に反映している。
要約

米国の中小企業の採用意欲は5月に一段と弱まり、今後3カ月以内に採用を計画していると答えた中小企業経営者は9%にとどまった。これは2020年5月以来の低水準であり、パンデミック期を除けば過去10年で最も弱い水準である。この低下は、米雇用市場の減速を示す兆候をさらに強める内容となった。中小企業は経済全体の採用拡大を支える重要な源泉とみなされているためである。

用語解説