イランがホルムズ海峡の安全保障上の役割示唆、海運はオマーン側航路にシフト

バガエイ報道官は、ホルムズ海峡におけるテヘランの安全確保措置は世界貿易に資するものであり、手数料を得るべきだと述べた。一方、商船の無線警告と船舶データは、イラン領海の利用が制限されていることを示した。

TRUMP

要約

原油輸送の要衝であるホルムズ海峡へのアクセスを巡り、相反するシグナルが浮上した。新華社によると、イラン外務省のバガエイ報道官は、同海峡で安全な通航を確保するためのテヘランの措置は国家安全保障を守ると同時に国際社会にも資するものであり、イランは同海峡で提供するサービスに対して手数料を受け取るべきだと述べた。これとは別に、商船の無線記録では、イスラム革命防衛隊海軍が13日夜に船舶に対し通航しないよう警告し、海峡は完全に閉鎖されていると伝えた。6月14日の船舶追跡データでは、過去24時間に商船がイラン側を航行した形跡はなく、航行は代わりにオマーン側航路に集中していた。これは、国家安全保障会議のナボヤン副議長が、自身が確認したイラン・米国の覚書文案の下では商業海運は制限なく再開されると述べていた従来の発言と食い違う。トランプ大統領も午前0時45分にソーシャルメディアで、イラン核合意が明日予定されており、その後は海峡が全ての国に直ちに開放されると述べた。

用語解説
  • ホルムズ海峡: 湾岸と世界の海運ルートを結ぶ狭い水路で、エネルギー輸送の重要な要衝である。
  • イスラム革命防衛隊海軍: イランのイスラム革命防衛隊に属する海軍部隊。
  • 船舶追跡データ: 船舶の発信信号に基づく航行情報で、航路変更や交通パターンを把握できる。