
AlipayのAI刷新版は「Abao」として招待制の公開テストに入り、数万件のサービスに対話型アシスタントを追加した一方、決済承認は引き続き利用者が行う。
アント・グループは、コードネーム「Bao Plan」の下で進めてきたAI重視のAlipay刷新について、報じられていた社内テストの段階を越え、新版の招待制公開テストを開始した。新版は「Abao」アシスタントを軸に展開される。Alipayによると、刷新版アプリは適応済みの数万件のサービスで対話型機能を提供し、当初は100件の招待コードを配布した。新インターフェースは、利用者が対話を通じてサービスにアクセスできるよう設計されている一方、決済確認は利用者自身が行う仕組みを維持しており、決済アプリとして重要な安全策となる。これまでの報道では、この取り組みはAlipayの李俊社長が主導し、サービスや資金管理向けのネイティブAIインターフェースへワンタップで切り替えられる仕様で、製品更新を高頻度で実施する計画とされていた。今回の展開は、アント・グループがAIを独立した単体アプリに頼るのではなく、中核となる決済・サービス基盤に直接組み込む動きをさらに進めたことを示す。