
ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのクリシュナ・ビマバラプ氏は、日銀が31年ぶりの高水準となる1.0%まで利上げし、追加利上げを示唆する可能性があるとし、世界の資本フローやリスク資産への波及もあり得ると述べた。
ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのアジア太平洋担当エコノミスト、クリシュナ・ビマバラプ氏によると、景気の強さとインフレの定着を受けて政策見通しが変化し、中銀は同時的な引き締め局面に向かう可能性がある。日銀は心理的節目である1.0%への利上げを実施する構えを見せており、これは31年ぶりの高水準となるうえ、年内2回目の利上げを示唆する可能性もあるという。さらに、オーストラリア準備銀行は当面据え置く可能性があるものの、年内に少なくともあと1回の利上げ余地があり、米連邦準備制度も今週末までによりタカ派姿勢を強める可能性があるとした。日本の金利上昇は円キャリートレードを揺るがし、世界の資本フローを変化させ、投資家がレバレッジポジションを解消して資金を本国還流させれば、仮想通貨を含む各資産クラスのボラティリティを高める可能性がある。