
中国のライフスタイル・SNSプラットフォームである小紅書は、早ければ今年後半にも香港上場を計画しており、すでにアドバイザーを起用し、投資家は700億ドル超の評価額を求めている。
小紅書は、早ければ今年後半にも香港で新規株式公開(IPO)を実施する準備を進めている。年末までの上場を目指しているとのこれまでの報道をさらに前進させる動きである。アドバイザーにはゴールドマン・サックスと中国国際金融が起用され、大口投資家は700億ドル超の評価額を求めている。これは、最近の非公開のセカンダリー株取引が示唆した約500億ドルを上回る水準である。2013年創業の同社は、買い物のコツを紹介するアプリから、月間アクティブユーザー数4億人超を抱えるライフスタイル・コマースプラットフォームへと成長した。収益性の改善も投資家の期待を高めており、2023年に売上高37億ドル、純利益5億ドルで初の通期黒字を達成した後、昨年は20億ドル超の純利益を計上したと報じられている。この案件は、香港IPO市場の回復ぶりと、規制や地政学的圧力を背景に企業がニューヨークより香港を選好する中で、中国の消費者向けテクノロジー企業の上場に対する投資家需要を測る試金石として注目されている。