ビットテンソルの「Root Reborn」提案、バリデーターが報酬をサブネット資産に再投資可能に

ビットテンソルの主要コントリビューターの1社であり、ネットワークで第3位のバリデーターでもあるYumaは、この計画について、見込まれる利点を上回るガバナンス面・規制面・市場構造面のリスクをもたらす可能性があると指摘した。

TAO

要約

ビットテンソルは、バリデーターがネットワーク全体で資本をどう配分するかを変更するガバナンス提案「Root Reborn」を検討しているが、この計画は現在、同プロジェクトの主要コントリビューターの1社であり第3位のバリデーターでもあるYumaから、より厳しい批判に直面している。開発者「unconst」が提出した同提案は、GitHub上で審査中であり、メインネットにはまだ実装されていない。採用されれば、バリデーターはサブネットを選択し、報酬をTAOに売却する代わりにサブネット資産へ再投資できるようになり、エコシステム内の報酬フローやトークン売却行動が変化する可能性がある。初期の反応では、データ処理やサブネット停止時の決済を巡る懸念がすでに示されていたが、「unconst」はそれらの問題は修正済みだと述べていた。Yumaの新たな批判は、この再設計が潜在的な利点を上回るガバナンス面・規制面・市場構造面のリスクを生むと主張しており、提案を巡る議論が広がる中で、より本格的な異論を投げかけている。

用語解説
  • バリデーター: ネットワークの運営を支え、報酬を受け取る参加者。
  • メインネット: ブロックチェーンの本番稼働環境。
  • 市場構造: 市場において取引、インセンティブ、流動性がどのように組織されているかを示す仕組み。