テキサス州の電力規制当局、大口負荷向け電力枠組みを7月9日に採決

テキサス州の電力規制当局、大口負荷向け電力枠組みを7月9日に採決

連邦規制当局は現在、データセンターなど大口電力需要家の接続作業加速を6つの主要送電網運営者に命じており、テキサス州が独自枠組みの採決を7月9日に控える中で緊迫感が高まっている。

要約

テキサス州公益事業委員会は、データセンターなど大口電力需要家の需要管理に向けた大口負荷の政策枠組みについて、なお7月9日に採決する予定である。一方、米連邦規制当局は、大口負荷への電力アクセスを加速させるより広範な取り組みを前進させた。米連邦エネルギー規制委員会(FERC)は6月19日、6つの主要送電網運営者に対し、データセンターなど大口電力需要家の系統接続手続きの迅速化を全会一致で命じた。これらの運営者は、30日以内に余剰発電容量に関する報告を提出し、60日以内に地域料金の妥当性を説明するか改定するとともに、代替送電技術やメーター後電源への一段の支援も検討しなければならない。今回の連邦措置は、データセンターによる電力需要急増への対応を進める米国の幅広い取り組みに具体的な弾みを与えるものであり、系統接続、電力配分、インフラ費用、信頼度計画、投資判断に影響を及ぼす可能性がある。

用語解説
  • 系統接続手続き: 新たな大口電力需要家または電源を送電網に接続するための審査・承認手続き。
  • メーター後電源: 需要家側の系統接続点の内側に設置され、需要を直接賄うために用いられる電力供給。
  • 余剰発電容量: 現在は割り当てられておらず、新たな需要に充てられる可能性のある利用可能な発電能力。