クラーケン、木曜日にメインアプリへソラナDEX取引を追加

クラーケン、木曜日にメインアプリへソラナDEX取引を追加

クラーケンは、米国と100超の国・地域の顧客が、USDまたはUSDCを使ってメインアプリ経由で2,500超のソラナ基盤トークンにアクセスできるようになったと発表した。取引所各社はオンチェーン市場への展開を一段と深めている。

ETH
SOL
USDC

ファクトチェック
2026年6月18日付のThe Blockの記事は、クラーケンがソラナのエコシステムトークンをUSD/USDCで購入できるよう、同社の中核アプリ内でソラナのDEX(分散型取引所)取引を開始したことを直接確認している。クラーケン公式のDEX(分散型取引所)取引FAQも、この機能(ソラナトークン、アプリ内、Jupiter/Privy、USDC)を独立に裏付けている。唯一の軽微な留意点は、公式ページが決済通貨としてUSDCを強調しており、提供開始が特定の国の一部利用者に限られると記している点だが、いずれも中核的な主張と矛盾するものではない。
    参考12
要約

クラーケンは木曜日、メインのモバイルアプリでオンチェーンのDEX(分散型取引所)取引を開始し、まず米国と100超の国・地域の顧客に2,500超のソラナ基盤トークンへのアクセスを提供した。この機能により、ユーザーはクラーケンの通常の売買インターフェースを通じてDEXベースの資産を取引でき、保有資産はポートフォリオ画面で他の資産と並んで表示される。購入にはUSDまたはUSDC残高を利用できる。今回の展開ではPrivyの組み込み型ウォレット基盤を採用し、主要なソラナDEXプロトコルに接続する。 今回の動きは、中央集権取引所が分散型の流動性を使い慣れたアプリ体験に包み込むことで、オンチェーン市場へのアクセス簡素化を進める業界全体の流れを広げるものである。クラーケンは、今回の立ち上げがより広範な「DeFi(分散型金融) mullet」戦略に沿うものだと説明した。これは、フロントエンドに中央集権的な設計を採用しつつ、バックエンドでは分散型インフラを組み合わせる戦略である。同社はこれまでにDeFi Earnを導入し、イーサリアムL2ネットワーク「Ink」の開発も支援してきた。拡大発表は仮想通貨市場全体の下落局面と重なり、SOLは8%近く下落した。一方、DEX取引活動は2025年半ばのピークからすでに鈍化しており、The Blockのデータによると、DEXと中央集権取引所の現物取引比率は約13.25%と、2025年6月の過去最高21.75%から低下していた。 クラーケンは、OKX、Bybit、バイナンス、Coinbaseなどに続き、オンチェーンアクセスの障壁を引き下げる動きに加わった。Coinbaseは昨年、0xや1inchといったアグリゲーターを通じてメインプラットフォームにDEX取引を統合し、当初はBaseを中心に展開した後、ソラナのサポートを追加した。クラーケンの親会社Paywardも、2025年11月にSEC(証券取引委員会)へS-1を秘密裏に提出し、当初は2026年1〜3月期の上場を目指していたことから、株式公開に向けた準備を進めている。ただし、IPOの日程はまだ確定していない。

用語解説
  • DEX: オンチェーン取引のための分散型取引所。
  • onchain trading: 取引所に上場された市場だけを介するのではなく、ブロックチェーンネットワーク上で資産を直接取引すること。
  • DeFi mullet: 中央集権的なユーザーインターフェースと分散型のバックエンドインフラを組み合わせる戦略。