
協議が実現すれば、2020年に投入されたTrainiumについて、AWSにとどまらず自社製AIアクセラレーターの提供を広げることになり、エヌビディアへの対抗姿勢を強める。収益コミットメントは225億ドル超に達したとされる。
アマゾンは、自社開発のTrainium人工知能チップを他社が運営するデータセンターに販売する協議を進めている。これまでアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)を中心としてきた戦略を拡大し、AI半導体分野でエヌビディアへの対抗を強める狙いである。2020年に投入されたTrainiumは、AIモデルの学習と実行に用いられるAIアクセラレーターである。アマゾンは4月、このチップで225億ドル超の収益コミットメントを確保したと明らかにした。情報源で挙げられたAWS顧客にはOpenAI、Anthropic、Uberが含まれており、アマゾンがクラウド内部の構成要素をより広範なインフラ製品へ転換することを検討する中で、需要の強さを示している。