イーサリアムのGlamsterdamアップグレード、2億ガス上限へのロードマップ前進

Glamsterdamは、すべてのEIPが有効化された最終devnet段階に入り、開発者はパブリックテストネットと2026年後半を目標とするメインネット展開に向けて計画通り進んでいる。

ETH

要約

イーサリアムの次の主要アップグレードサイクルは、GlamsterdamがすべてのEthereum Improvement Proposalsを有効化した最終devnet段階に入ったことで、テストの深化が進んでいる。このパッケージは先行するFusakaアップグレードに続くもので、2026年後半のメインネット導入を目標に、イーサリアムのベースレイヤー拡張とブロック生成の再設計を中核に据えている。 「enshrined proposer-builder separation(提案者・ビルダー分離のプロトコル組み込み)」として知られるEIP-7732は、イーサリアムのブロック構築プロセスをより多くプロトコル内部に取り込み、外部リレーへの依存を低減する内容である。この提案は、中央集権化、検閲圧力、最大抽出可能価値(MEV)を巡る長年の懸念と結び付いている。 開発者は2億ガス上限に向けた道筋も追求しており、これらの変更を安全に実装できれば、およそ毎秒10,000件のトランザクション処理を見込むロードマップとして位置付けられている。ただし、これは最終的なメインネット確約ではなく、依然として開発目標であり、今後のパブリックテストネットとイーサリアムの標準的な仕様策定、クライアント実装、ガバナンスのプロセスを経る必要がある。

用語解説
  • 提案者・ビルダー分離のプロトコル組み込み: イーサリアムのルール内で、ブロック提案者とブロックビルダーを分離するプロトコル設計。
  • 外部リレー: 市場参加者とバリデーターの間で、ブロックまたはブロックデータを受け渡すために使われる第三者インフラ。
  • ガス上限: イーサリアムのブロック内で許容される計算量の上限。