金融引き締めの可能性により円高が進み、世界のキャリートレードに混乱をもたらし、日本の金融政策の行方を投資家が見極める中でリスク資産の変動性が高まる可能性がある。
元当局者によると、日銀は3月までに2回利上げする可能性があり、円高が進んで世界市場に波及する公算がある。この動きは日本国内にとどまらず重要な意味を持つ。円高が進めば、投資家が低金利通貨で資金を借り、高利回りまたはより高リスクの資産購入に充てるキャリートレードに圧力がかかるためである。こうしたポジションの巻き戻しが始まれば、為替市場全体やより広範なリスク資産に変動性が広がる可能性がある。