米・イラン協議が難航、ホルムズ海峡の条件未決着で原油軟化

スイスで予定されていた協議または署名が中止となる中、イランが1,200万バレル超を積載したタンカーのホルムズ海峡通過を認めたにもかかわらず、ブレントは79.49ドル、WTIは76.36ドルに下落した。

要約

米国とイランの外交交渉が難航し、打開への期待が後退したことで、ホルムズ海峡を通じた原油輸送が継続しているにもかかわらず、原油価格は下落した。北海ブレント原油は79.49ドル、米ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は76.36ドルに下落した。報道によると、スイスで予定されていた協議または署名は中止され、JD・バンス米副大統領の訪問も取りやめとなり、60日間継続する予定だった追加協議も無期限で停止された。未解決の主要論点はホルムズ海峡における航行の自由だったが、イランは1,200万バレル超を積載したタンカーについて、船舶への発砲を行わず海峡通過を認めた。

用語解説
  • ホルムズ海峡: 狭い水路であり、世界の原油輸送における主要なチョークポイント
  • 北海ブレント原油: 海上輸送される原油の世界的な指標価格
  • 航行の自由: 船舶が妨害を受けることなく水路を通行できること