ガルシア兄弟、ミネソタ州の父親に800万ドル超の仮想通貨送金を強要

ガルシア兄弟、ミネソタ州の父親に800万ドル超の仮想通貨送金を強要

検察によると、テキサス州出身の兄弟はミネソタ州の一家を約9時間にわたり銃で脅して拘束し、800万ドル超のデジタル資産を奪ったとして、連邦地裁で有罪を認めた。

ファクトチェック
米司法省ミネソタ地区の公式プレスリリースは、テキサス州のガルシア兄弟(イザイア・ガルシアとレイモンド・ガルシア)が、ミネソタ州の一家を銃で脅して誘拐し、800万ドル超の仮想通貨を強制的に送金させた事件について、連邦裁判所で有罪を認めたと確認している。この主張で「父親」に強要したとする説明は、被害者の1人が追加の保管デバイスを取りに行かせるために連れ去られたとする司法省の説明と一致する。CBS Newsは起訴内容を、KNSI Radioは有罪答弁をそれぞれ裏付けている。
要約

テキサス州ウォーラー出身の兄弟、Isiah Angelo GarciaとRaymond Christian Garciaは、ミネソタ州グラントの住宅に押し入り、一家を約9時間にわたり銃で脅して拘束したうえ、父親に800万ドル超の仮想通貨を送金させたとして、連邦地裁で強盗による商取引妨害罪について有罪を認めた。検察によると、Raymond GarciaはAR-15型ライフルを所持し、男性の妻と成人した息子を結束バンドで縛った一方、Isiah Garciaはショットガンで父親を脅し、仮想通貨口座へのログインを強要した。その後、兄弟は父親をミネソタ州ジェイコブソンの山小屋に連れて行き、追加の仮想通貨も送金させ、被害総額は800万ドル超に達した。被害者の息子はその後911に通報し、捜査当局は兄弟の足取りをヒューストン地域まで追跡して逮捕した。2人はそれぞれ最長20年の禁錮刑に直面しており、全額返済にも同意している。今回の事件は、ハッキングではなく物理的な強制でデジタル資産へのアクセスを奪う、いわゆるレンチ攻撃と呼ばれる暴力的な仮想通貨窃盗の増加を、警備会社や保険会社が警告する中で起きた。

用語解説
  • レンチ攻撃: デジタル資産へのアクセスを渡すよう強要するために用いられる身体的暴行や脅迫
  • 被害弁済: 被害者の損失を補填するために裁判所が命じる返済
  • 仮想通貨口座: デジタル資産の保管や送金に使われる口座またはウォレット