ナンセンCEO、CZはFTX取引でAnthropicやCursorに間接出資していた可能性

アレックス・スバネビク氏は、バイナンスが2022年に断念したFTX買収によって、CZが後に大きな価値を持つようになったAnthropic、Cursor、SpaceX関連資産、Robinhood、ソラナに間接的なエクスポージャーを持っていた可能性があると述べた。

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要約

ナンセンのアレックス・スバネビクCEOは、バイナンスが2022年11月にFTXの買収提案を断念したことで、バイナンス創業者のチャンポン・ジャオ氏がテック業界で最も価値あるベンチャー型ポートフォリオの一つを取り逃した可能性があると述べた。スバネビク氏は、サム・バンクマン・フリード氏とFTXにひもづく投資ポートフォリオを挙げ、これらの資産により、バイナンスはAnthropicの8%持ち分、Cursorの5%持ち分、SpaceX関連資産、Robinhood、ソラナに間接的なエクスポージャーを持つ可能性があったと指摘した。フォーブスは5月、バンクマン・フリード氏の個人投資とFTX関連投資の現在価値が1,000億ドル超に達すると報じた。FTXの破産財団はその後、債権者への返済原資を確保するため破産手続きの中で資産を売却し、この中には2023年に20万ドルで創業者へ買い戻されたCursor株も含まれたが、後の600億ドル評価に基づけば現在の価値は約30億ドルとなる。ジャオ氏は2026年4月の回顧録で、FTXの財務を精査し顧客保護が可能かを見極めるため、主として法的拘束力のない基本合意書に署名したのであり、取引を完了させる意図は当初からなかったと述べた。バイナンスは2022年11月9日、顧客資金の不適切な管理と米当局による調査疑惑を理由に撤退した。

用語解説
  • デューデリジェンス: 買い手が取引を進めるかどうかを判断する前に、対象企業の財務や事業運営を詳細に調査すること。
  • 法的拘束力のない基本合意書: 提案条件の概要を定める予備的な契約文書で、当事者に取引完了の義務を課さないもの。
  • 破産財団: 破綻した企業の資産を裁判所の手続きの下で管理し、債権者への返済に充てるための財産の集合。