Axelar、Secret Networkの事件でブリッジトークン467万ドル流出と発表

Axelar、Secret Networkの事件でブリッジトークン467万ドル流出と発表

事後検証によると、Secret側の欠陥は7日間見過ごされ、原因は2023年のコードとその後の移行にさかのぼる一方、SecretとAxelarは監視体制や回収対応を巡って見解が対立した。

ファクトチェック
Axelarの公式Xアカウント(@axelar)は、この主張の全要素を直接確認している。Axelarは、約467万ドル相当のブリッジトークンが流出した事案を受け、SecretおよびSecret-SNIPとの接続を無効化した。問題は、AxelarチェーンからIBCブリッジされた資産を処理するSecret側のICS-20スマートコントラクトに限定されていた。独立した3つの報道機関(AMBCrypto、crypto.news、CryptoBriefing)も、金額、原因、対応措置を裏付けており、これと矛盾する報道は確認されていない。
要約

Axelarは、Secret Networkで発生した事件により、約467万ドル相当のブリッジトークンが流出したと明らかにした。原因は、2つの重要なセキュリティチェックを削除した第三者製のSecret Network向けCW20-ICS20フォークにあった。Common Prefixの事後検証によると、この欠陥により攻撃者は単一バリデーターのコスモスチェーンから偽のIBCパケットを使い、裏付けのないSecretラップ版Axelar資産を発行し、Axelarの通常の仕組みを通じて償還することで、7種類の資産にまたがるエスクローを流出させた。研究者によれば、このバグは2023年初頭のコントラクト初回デプロイ時点にさかのぼり、6月10日の攻撃前の3月5日に実施された移行にも引き継がれていた。発覚は通常の送金が失敗した6月17日だった。Axelarは、影響を受けたSecret向けルートを隔離し、AxelarのコアプロトコルやIBC自体は侵害されておらず、他のチェーン、ルート、エスクロー口座に影響はなかったと説明した。一方Secretは、監視や凍結要請は進められなかったと主張した。

用語解説
  • IBC: コスモス系ブロックチェーン間で、トークンやメッセージをネットワーク間でやり取りするためのクロスチェーンプロトコル。
  • CW20-ICS20: コスモス系ネットワーク上で、IBCを通じたクロスチェーントークン移転やラップド資産の発行を処理するために使われるコントラクト設計。
  • wrapped assets: 別のネットワーク上の資産をトークン化したもので、通常はエスクローに保管された担保を裏付けとして発行される。