コリンズ氏は、ドル連動トークンが規制上のエクスポージャーに直面し、プログラム可能性や監視の面でCBDCと異なる中、ステーブルコインの次の段階では利回りの共有と金融インフラに焦点が移ると述べた。
リーブ・コリンズ氏は、現行インフラに構造的な弱点があることから、ステーブルコイン業界は「2.0時代」に移行しつつあると述べた。とりわけ、発行体が準備資産からの収益を保持する一方で、利用者はドル流動性を得るだけで利回りを受け取れないモデルを問題視した。同氏は、テザー(USDT)が顧客のドル預金を米国債で運用し、約3%〜4%を稼ぎながら、その収益を保有者に還元せず全額保持していると改めて指摘した。今後の競争は、金融インフラと利回り共有モデルを軸に激化していくとの見方も示した。また、ドル建てステーブルコインは引き続き米国の規制にさらされていると警告し、プログラム可能性と金融監視の観点で中央銀行デジタル通貨(CBDC)とは異なると述べた。あわせて、決済用ステーブルコインと利回り付与トークンを分離する分散型デュアルトークン・プロトコル「STBL」も紹介し、銀行やブランド、スポーツチームが、選択した準備資産と独自の利回り共有ルールに基づく独自ステーブルコインを発行できるようになると説明した。さらに、投資家はAIインフラに早期に注目し、ビットコインを長期保有すべきだとも述べている。