
イラン当局者はエネルギー輸送の混乱が続いているとし、革命防衛隊海軍は海峡閉鎖を宣言した一方、ワシントンはテヘランがこの水路を支配しておらず、海運は継続しているとした。
米国は、ホルムズ海峡は開放されたままであり、イランはこの水路を支配していないと表明した。イラン当局者がエネルギー輸送の混乱は続くと主張し、革命防衛隊海軍が同海峡の航行停止を宣言したことに反論した形である。この動きにより、世界で最も重要な石油輸送ルートの1つへの注目が一段と高まっている。通航を巡る相反する主張は、タンカーの運航、保険コスト、より広範な市場心理に迅速に影響し得るためである。 今回の情勢は、より広い外交・軍事情勢の中でも位置付けられている。バンス米副大統領は、イラン核問題とレバノン停戦を巡る協議のためスイスを訪問した。一方で、ガザ市とレバノン南部へのイスラエルの攻撃により、少なくとも21人が死亡したと報じられた。これに先立つ報道では、脆弱な停戦の下で米海軍のプレゼンス拡大が海峡の船舶航行を支えているとも伝えられていた。 総合すると、イランは海峡閉鎖と継続的な混乱を主張しているのに対し、米国は地域の緊張が高まる中でも商業船舶は依然としてホルムズ海峡を通航しており、この水路は開放されたままだとしている。