Protect Progressと仮想通貨支援PAC、3州で800万ドル超を支出

Protect Progressと仮想通貨支援PAC、3州で800万ドル超を支出

開示資料により、フェアシェイク系グループがメリーランド州やその他の選挙でメディア支出を拡大していることが明らかになった。メリーランド州の民主党員は、仮想通貨の億万長者による外部支援だと批判している。

ファクトチェック
主要なFECのSchedule E提出書類が支出総額を直接裏付けている。Protect Progressは553万609ドル(MD-05/Boafo)に加え141万9040ドル(NY-15/Torres)、51万6368ドル(MD-06/Delaney)を報告した。Defend American Jobsは40万22ドル(UT-02/Blake Moore)、Fellowship PACは30万ドル(NY-15/Torres)を報告した。これらを合計すると約816万ドルとなり、ニューヨーク、メリーランド、ユタの3州にまたがる支出で、主張通り800万ドルを超える。Cointelegraphの報道はこれらの数字を集計しており、基礎となる政府記録とも一致する。ラッシャーン・ベイカー陣営の声明も、メリーランド州を中心とする外部の仮想通貨資金およびPAC支出が約800万ドルに上るとの批判を独自に裏付けており、仮想通貨長者の支援にメリーランド州の民主党員が反発しているという主張の構図とも整合する。
要約

仮想通貨が支援する政治団体は、米3州の候補者支援に向けたメディア支出として800万ドル超を開示し、デジタル資産業界が連邦選挙、下位選挙、州レベルの選挙にまたがって選挙活動を拡大していることを浮き彫りにした。フェアシェイクが支援する民主党系スーパーPACのProtect Progressは、メリーランド州下院候補のエイドリアン・ボアフォーに490万ドル超を投じたと ранее 報じられており、その後メリーランド州での支出総額は約550万ドルと説明された。フェアシェイク系PACはこのほか、ニューヨーク州選出のリッチー・トーレス下院議員に約150万ドル、アラバマ州の共和党候補バリー・ムーアの上院予備選勝利を後押しするため先週約1200万ドルを支出している。メリーランド州ではこの支出に一部民主党員が反発し、候補者に対して「仮想通貨の億万長者による外部支出」の受け入れを拒むよう求めた。一方でこうした動きは、議会でCLARITY法を巡る交渉が続く中で進んでいる。

用語解説
  • スーパーPAC: 無制限の独立支出が認められる政治委員会
  • CLARITY法: 議会で交渉が進む仮想通貨市場構造法案
  • PAC: 選挙のために資金を集め、支出する政治活動委員会