香港の調査、2023年の取引規制後に仮想通貨の群集行動が緩和

追跡調査では、香港の仮想通貨投資家を4つの行動類型に分類し、「追随して保有」型が最大のグループとなった一方、FOMOとディスポジション効果はなお高水準だった。

要約

香港の追跡調査によると、2023年に仮想資産取引プラットフォームの規制制度が発効した後、仮想資産投資家の群集行動は弱まった一方、FOMOとディスポジション効果はなお高水準だった。投資家・金融教育委員会によれば、盲目的な追随行動は3.63から3.19に低下し、模倣取引とモメンタム取引も減少した。香港理工大学が実施した研究では、香港の仮想通貨投資家を4つの行動類型に分類し、「追随して保有」型が33.9%で最大となり、女性比率も43%で最も高かった。今回の調査結果は、監督強化と香港の仮想通貨市場における取引行動の抑制的な傾向が重なっている可能性を示す一方、感情に左右される一部のバイアスは根強く残っていることを示唆している。

用語解説
  • 仮想資産取引プラットフォームの規制制度: 香港における仮想通貨取引プラットフォームを規律するルール
  • モメンタム取引: 価格の上昇が続く局面で資産を買い進める取引手法
  • ディスポジション効果: 投資家が利益の出ている資産を早く売り過ぎ、損失の出ているポジションを長く保有し過ぎる傾向