
テヘランは、凍結資産120億ドルが解除され国益に沿って使用されると表明した一方、イラン産原油、石油化学製品および関連販売に対する米国のライセンスは6月22〜23日に発効したと報じられた。
イラン当局は、スイスでの協議の結果、一部凍結資産の段階的解放と、石油・石油化学製品輸出を対象とする制裁免除の仕組みに関する署名済み文書が整ったと明らかにした。その後の報道では、米財務省が6月23日に60日間の一般ライセンスを発出したとされ、イラン外務省は、イラン産原油、石油化学製品、精製燃料および関連サービスを対象とする米国のライセンスが6月22日に発効したと述べた。イランはその後、海外資産120億ドルの凍結が解除されるとし、資金は国益に完全に沿ってのみ使用されると強調し、米国産食品など限定的な品目の購入に支出が制限されるとの報道を否定した。報道によれば、この制裁免除により、ドル建て取引や米国の買い手向け輸出の可能性を含む追加的なイラン産供給が可能となり、原油価格は一時1バレル=80ドルを下回った後、高い変動性の中でブレント原油は78ドル近辺で推移した。この動きは、米・イラン間の緊張緩和の可能性としても受け止められ、核協議や地域全体の安定を後押しする可能性がある一方、一部の外交上の条件はなお未確認のままである。