
法執行機関の団体と82人のカトリック指導者は、非カストディアル開発者向けのBRCAセーフハーバーがマネーロンダリング対策の監督を弱める可能性があると警告する一方、支持者はソフトウェア開発者が資金移動業者ではないことを明確にするものだと主張している。
ローマン・ストーム氏の有罪評決を受け、CLARITY法604条を巡る議論が激化している。同条はブロックチェーン規制明確化法(Blockchain Regulatory Certainty Act、BRCA)の条項とも説明されている。支持者であるシンシア・ラミス上院議員、デジタル・チェンバーのCEOコディ・カーボーン氏、ホワイトハウスの仮想通貨顧問パトリック・ウィット氏は、コードを書いただけで非カストディアル開発者が資金移動業者や銀行運営者に当たるわけではないことを明確にする内容だとしている。ウィット氏は同法案を「規制推進であり、法執行を支持するものだ」と位置付けた。一方、米国の法執行関連4団体と、信仰に基づく82人のカトリック指導者による連合は、6月24日付の書簡で、この条項のセーフハーバーが監督上の空白を生み、人身売買、組織犯罪、児童搾取、制裁逃れなどの不正行為の監視、捜査、訴追を困難にする可能性があると警告した。カトリック系連合は上院指導部に対し、CLARITY法604条のDeFi(分散型金融)適用除外は、人身売買業者にとって危険なマネーロンダリング対策上の抜け穴を生むと訴えた。この措置は資金移動業者としての責任を対象とするが、報道によれば、制裁やマネーロンダリング対策に関する別個の法的リスクを解消するものではない。