マイクロソフトとシェブロン、西テキサスのデータセンター向け20年電力契約を締結

マイクロソフトとシェブロン、西テキサスのデータセンター向け20年電力契約を締結

シェブロンは、マイクロソフトのペコス・キャンパス近郊でメーター裏設置型の2.67GWのKilbyガスプロジェクトを建設する。初回発電は2028年を目標とし、最終投資判断は2026年末までを見込む。

ファクトチェック
ロイターは、この主張のあらゆる具体的要素を確認している。すなわち、シェブロンとマイクロソフトの間で結ばれた20年間の天然ガス火力発電契約、マイクロソフトのテキサス州ペコス・キャンパスに設置される2.67GWのコロケーション型(メーター後)施設としての「Project Kilby」、2028年の初回送電・発電開始、そして2026年末までに最終投資判断が見込まれている点である。WSJとHart Energyもそれぞれ、西テキサスにおける2.7GWのKilbyプロジェクトを裏付けている。数値、所在地、時期、関係当事者はいずれも正確に一致している。
要約

マイクロソフトとシェブロンは、シェブロンが計画するKilby天然ガスプロジェクトを通じて、同テック企業の西テキサスのデータセンターを支える20年契約を締結した。Kilbyはマイクロソフトのペコス・キャンパスに隣接するメーター裏設置型施設で、最終的に2.67GWまで拡張される見通しである。マイクロソフトは、AIワークロードに伴う大きな電力需要を背景に、同キャンパスで今後5〜7年の間に2GWのデータセンター容量を追加する計画である。シェブロンはEngine No. 1およびGE Vernovaと共同で同プロジェクトを開発しており、キャタピラー傘下のSolar Turbines部門が追加の発電容量を提供する。両社は2028年の初回発電を目指し、2026年末までの最終投資判断を見込んでいる。マイクロソフトはペコス投資について、数十億ドル規模のコミットメントであり、6,000人超の建設雇用と数百人の恒久的な運営職を創出する見通しだとしている。この方式では発電を地域送電網経由ではなく敷地内にとどめるため、他のデータセンターや電力プロジェクトを遅らせてきた系統連系のボトルネック回避に寄与する。

用語解説
  • メーター裏設置型: 電力を広域送電網を通じて受け取るのではなく、敷地内で発電してそのまま利用する電力供給方式。
  • AIワークロード: 人工知能システムの学習や稼働に使われる計算処理で、大きく変動しやすい電力を必要とすることがある。