金利据え置きの姿勢は物価圧力の緩和に対する自信を示す一方、市場は中東紛争が安定性や今後の金融政策見通しに与える影響を見極めている。
欧州中央銀行は金利を据え置いた。これは、インフレが抑制されつつあり、目標に向かっていることへの自信の表れと位置付けられる。市場では、中東紛争がエネルギー価格や金融安定、今後の金融政策の道筋に及ぼし得る影響を織り込もうとしている。今回の動きが重要なのは、利上げ停止が金融引き締め局面の終盤、あるいは終了が近いとの見方を強め、借入コストや広範なリスク選好を左右し得るためである。