バイナンス、ギリシャでの認可申請頓挫後もEUに残留へ

バイナンス、ギリシャでの認可申請頓挫後もEUに残留へ

バイナンスは、認可までの期間の見通しが不透明すぎると判断し、ギリシャでのMiCA申請を取り下げた。今後数カ月以内に別のEU加盟国で認可を確保する見通しだとした。

ファクトチェック
ロイターの独自報道「Binance vows to stay in Europe despite licence setback」は、この主張の全要素を直接裏付けている。すなわち、バイナンスが代替的な認可ルートを通じてEUにとどまる意向を示していること、現在のEUでの許可が失効するまで1週間しか残っていないこと、ギリシャでのライセンス申請が頓挫したこと、そしてギリシャ、アイルランド、ラトビアの規制当局が難色を示していることである。150secの報道も、ギリシャでのMiCAライセンス却下と2026年7月の期限という背景を裏付けている。情報源は、バイナンスの欧州責任者を実名で引用する一流の一次報道機関であり、この主張の信頼性は極めて高い。
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要約

バイナンスは、同国の承認手続きの進捗と時間軸を踏まえ、慎重な再評価が必要だと結論付けたことから、ギリシャでのMiCAライセンス申請を取り下げた。欧州は引き続き重要市場であり、今後数カ月以内に別のEU加盟国で認可を取得する見通しで、具体的な場所は後に公表するとした。 今回の更新により、バイナンスのギリシャでの認可取得の取り組みの結末が明確になった一方、同社が地域撤退ではなく、欧州連合内で規制対応戦略を転換していることが示された。これに先立ち、ギリアン・リンチ氏は、バイナンスに欧州撤退の計画はなく、ギリシャでうまく進まなければ別のEU法域で承認を目指す可能性があると述べていた。 ロイターは、バイナンスがアイルランド、ラトビア、ギリシャの規制当局と協議していたと報じたが、過去のマネーロンダリング関連の制裁、複雑な国際的事業構造、当局がリスク志向の企業文化とみなした点に関連して抵抗に直面していたという。リンチ氏はまた、正式な申請はギリシャでの1件のみで、拒否の具体的理由は把握していないと述べたほか、同社はコンプライアンスに投資しており、約1,500人のコンプライアンス担当者を擁しているとした。

用語解説
  • MiCAライセンス: 欧州連合の仮想通貨資産市場規則(MiCA)に基づく認可。共通のルールブックの下で、仮想通貨企業がEU域内で事業を行うことを可能にする。
  • コンプライアンス: 企業が法令や規制上の要件を満たすために整備する体制、統制、担当人員。