アンカレッジ・デジタルが銀行向けトークン化預金基盤を開始、2027年前半に共同ネットワーク構想

このインフラは、中核システムを置き換えることなく、貸し手がブロックチェーンベースの預金表象を発行できるよう設計された。米大手銀行は2027年前半までに共同ネットワークの構築を目指している。

要約

アンカレッジ・デジタルは月曜日、中核的な銀行システムを全面刷新することなく、銀行によるトークン化預金の発行と管理を支援するインフラ基盤を立ち上げた。ネイサン・マッコーリー最高経営責任者(CEO)は、この仕組みにより、顧客預金のブロックチェーンベースの表象を作成しつつ、裏付けとなる資金は従来型の預金口座に留まると述べた。これは24時間365日の決済と精算を可能にすることを狙った構造である。今回の動きは、JPモルガン、シティバンク、バンク・オブ・アメリカを含む米大手銀行が、2027年前半までに共同のトークン化預金ネットワークを計画している中で打ち出された。

用語解説
  • トークン化預金: 銀行預金をブロックチェーン上で表現したもの。
  • 精算: 当事者間で資金の最終的な受け渡しを行うこと。