米上院、2030年までのCBDC禁止条項付き住宅法案を可決

米上院、2030年までのCBDC禁止条項付き住宅法案を可決

上院は85対5で同法案を可決し、法案はトランプ大統領に送付される前に下院に送られる。同条項は2030年末まで米連邦準備制度によるデジタルドルを禁じる内容である。

TRUMP

ファクトチェック
複数の情報源がこの主張の各要素を裏付けている。CoinDeskは、上院がFRBによるCBDC(中央銀行デジタル通貨)を4年間禁止する条項を盛り込んだ住宅法案を可決したと報じている。Bloomingbitは、2026年6月22日に上院が「ROAD to Housing Act」を85対5で可決したこと、禁止措置が2030年12月31日まで適用されること、さらに下院での可決とトランプ大統領の署名がなお必要であることを確認している。EY Tax Newsも、この住宅法案が立法手段である点と、禁止措置の期限が2030年末である点を裏付けている。主張にある採決結果(85対5)、2030年末までの4年間の禁止、そして下院通過とトランプ大統領の署名が必要という点は、いずれも証拠と整合している。
要約

米上院は、米連邦準備制度の中央銀行デジタル通貨であるCBDC(中央銀行デジタル通貨)を2030年末まで一時的に禁止する条項を盛り込んだ住宅法案を、85対5の賛成多数で可決した。同法案「21st Century ROAD to Housing Act(H.R.6644)」は次に下院に送られ、その後トランプ大統領に送付される。成立すれば、米連邦準備制度およびその銀行はCBDC(中央銀行デジタル通貨)または実質的に同様のデジタル資産を発行または創設することが禁じられる。この条項により、同期間中にFRBがデジタルドルを立ち上げることは事実上阻止され、これまで主に調査・研究を中心としてきた政策論争は、2030年まで続く法定禁止へと転換することになる。

用語解説
  • CBDC: 中央銀行が発行するデジタルマネー。
  • Federal Reserve: 米国の中央銀行制度。
  • digital dollar: 米国の中央銀行デジタル通貨として提案されている構想。