
米デリバティブ規制当局は、標準的なエネルギー先物取引の24時間365日取引と、原油など現物で保管可能な商品に連動する永久契約を認めるべきかどうかについて、30日間の意見募集手続きを開始した。
CFTC(商品先物取引委員会)は、米国のエネルギーデリバティブ市場における2つの変更案について一般から意見を募っている。1つは、現行の満期、受け渡し、決済条件を維持したまま標準的なエネルギー先物取引を24時間365日取引可能にする案、もう1つは、原油などの現物エネルギー商品に連動する永久契約を検討する案である。マイケル・S・セリグ委員長は、今回の検討は市場の健全性とイノベーションの両立を図りつつ、明確でデータに基づく記録を構築することが目的だと述べた。意見提出期限は連邦官報掲載後30日以内である。この意見募集は、5月下旬に米国上場として初のビットコイン永久先物契約を承認した流れを踏まえるものであり、仮想通貨型の市場構造が、保管や受け渡し義務、時間外の薄い現物流動性、取引閑散時間帯における価格の歪みや操作リスクの高まりを伴う商品市場にも適用可能かどうかを問う内容となっている。