ウィルソン氏は、米連邦準備制度の信認回復に向けた最初の一歩が直近の会合だったとした一方、準備金の縮小とレポ利用の減少がなお市場流動性を引き締め、7月の株式相場の変動性を高める可能性があると述べた。
モルガン・スタンレーの最高投資責任者(CIO)兼米国株式チーフストラテジストのマイク・ウィルソン氏は、追加利上げではなく流動性環境が米株の短期的な主なリスクであり続けていると述べた。ウィルソン氏は、ウォーシュ議長率いるFOMC (Federal Open Market Committee) 会合が米連邦準備制度の信認回復に向けた必要な第一歩だったとし、S&P500の金に対する比率はウォーシュ氏が2月に指名されて以降、約40%上昇したと付け加えた。それでも、準備金の縮小と米国債レポ利用の減少が流動性を引き締め、7月の米株が変動にさらされやすくなり、調整局面に入る可能性があると警告した。