この計画では、sUSDが1ドルを大きく下回って推移する中で、sUSDコントラクトを凍結し、ロックされたSNXで額面ベースの償還を行う。シンセティックスは無期限先物への注力を一段と強める。
シンセティックスの統治は、sUSDが0.25ドル近辺で推移する中、SIP-423に基づきsUSDを段階的に廃止する案を可決した。これは、同プロトコルのステーブルコイン体制をより深く再編する動きとなる。計画では、保有者スナップショットに基づき、1 sUSD当たり4 SNXの比率で、ロックされたSNXを用いて額面で保有者に返済するため、sUSDコントラクトを凍結する。創業者ケイン・ワーウィック氏と中核貢献者ベンジャミン・セラマイヤー氏が提出したこの提案には、SIP-420に基づく債務構造の変更も含まれるほか、補償として配布されるSNXには1年間のロックアップと、その後1年間の線形アンロックが適用される。今回の措置は、シンセティックスが中核的な仮想通貨デリバティブ商品である無期限先物へ戦略軸足を移している流れを裏付ける一方、合成ドルを巡る長期的なひずみの解消も目指す。